1960年代のアメリカ中西部。
季節労働者の事務所にあるステーショナリーが格好良い。
壁に吊り下げたれたクリップボードは、挟むタイプと穴をかけて閉じるタイプがある。
縦長のプロポーションのものは珍しいと思う。
木の板に金属のクリップがついた素朴な作り。
デスクの上の木の書類ボックス。
木の板と木の板の接合の仕方に目がいく。「刻み組みつぎ」という方法。
手間はかかりそうだが、丈夫で、仕上がりが美しい。
一生使える箱になる。
何十年経っても見窄らしくならない。
書類のゴチャゴチャもまとめてとりあえず箱に入れて仕舞えば、なくならないし部屋が汚くならない。
デスクにこんな箱があればいい。
出典:「BROKEBACK MOUNTAIN」
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