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黒いドラム缶

黒いドラム缶
現代版シャーロックホームズのようなドラマのシーン。
事件に関係ありそうな場所にドラム缶が並んでいる。
ドラム缶といえば、工場にある印象が強い。
灰色のトタン壁。くもりガラス。錆びた鉄。砂利敷き。
そんな風景にありそう。
このドラム缶の形は、リブ(表面が波打った形)や繋ぎ目があり、いかにもドラム缶といった無骨な雰囲気。
しかし黒く鈍い光沢がある。
重厚な金属であり、かつ、黒光りするモノにはどこか威厳を感じる。
例えば、ロンドンタクシーや皇族が使う高級なクルマを連想する。
無骨と洗練

出典:「ELEMENTARY」