ドイツのオフィス。
デスクの上に書類を立てて並べたシルバーのラックが見える。
「Collator(コレーター)」 という伸縮式のマガジンラック的なモノ。
1942年にデザインされ、従来は冊子や資料を作る際にページ順に立てて使用するものらしい。
数十年前に初めて見た時は、無機質すぎるし、雑誌を立て掛けるには無駄な構造をしていると思った。
でも、近年オランダを旅しているときに、個人宅の窓辺にこれが置いてあるのが見えて、その雰囲気がとても格好良かったので、それ以来ずっと気になっているアイテム。
そこそこの値段もするし、大きいし、実用性もあまり高くないが、なぜか惹かれる。
そうか。こういうものを置いて似合う部屋にしたいと思っているのだな。
日本では手に入りにくいアイテムだが、以前は佃企画さんで扱いがあったようなので、この先入荷することを期待する。(←自分でなんとかしないのか?)
出典:「I'M YOUR MAN」
オランダで見かけたコレーター。
ドイツのものと少し違うデザイン。
「プラダを着た悪魔」の中でも使われていた。
やっぱり新聞や書類を立てて収納するマガジンラック的な使われ方をするのだな。
デザインが少し違う気がするが、類似品が多く作られたのだろうか。
名作は模倣される。
出典:「プラダを着た悪魔」
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